さわやかに吹く風は気持ちいいけど、強く吹く風ってイヤですよね?
せっかくバッチリ決めたヘアスタイルが、ぐちゃぐちゃになるでしょう?
だから私は昔から、風が強い日はあまり外出したくないんです。
ところで、風が強い季節っていつか知っていますか?
ちょっと気になったので、風が強い季節についてまとめてみました^^
風が強い季節っていつ?
よく春の風は強いと言いますよね。
風速10m/s以上の強風日を調べてみると・・
4月が一番多くて「3.0日」、次が3月の「2.3日」、5月が「2.0日」となっているので、やはり春の風は強いんです。
また、初春でしたら「春一番」、5月に吹く嵐が「メイストーム」と、強風に関する言葉も多いですね。
メイストームというのは、4~5月の急発達する低気圧がもたらす嵐のことです。
台風シーズンの秋も強い風が吹くと思いがちですが、風速10m/s以上の強風日は、9月が「1.2日」で10月も「0.9」日となっています。
なんか意外な気がしますね。
同じ季節の中でも、風が強い日と弱い日がありますね。
それは、日ごとの気圧配置などが大きく影響しています。
春の風が強い理由は?
風が強いということは、風を起こすもとになる気圧の差が大きいということ。
春は、天気が周期的に変わります。
三寒四温ってよく聞きますよね。
冬の名残の寒気と少しずつ勢力を伸ばしている暖気が、日本付近でぶつかるのが春です。
この寒気と暖気がぶつかり合って、低気圧が発生しやすくなります。
そして上空を吹く偏西風による「気圧の谷」によって強化されると、温帯低気圧は急速に発達して春の嵐を起こします。
ちなみに・・
夏の風は強くありません。
それは、日本列島全体が太平洋高気圧に覆われるためです。
高気圧でももちろん風は吹きますが、高気圧は低気圧のように発達して周囲との気圧の差を大きくするということがありません。
このためあまり気圧の差が大きくならないので、風も弱いままということになります。
まとめ
風が強い季節は「春」でしたね。
春の風はスギ花粉などの影響も出やすいので、花粉症の方はしっかり対策をしておいてくださいね。